学校検診で異常を指摘された児童のかたは、プールが始まるまでに治しておきましょう。

プールに関してよくあるご質問

1.アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎と指摘されましたがプールはどうですか?

アレルギー性鼻炎のかた→はいっても構いません。しかし、水道水には塩素が入っているので、鼻の粘膜を痛めることがあります。プールの後、いつも鼻症状が悪化するようならやめましょう。プールの前に抗アレルギー点鼻薬をスプレーしてから入ると良い場合があります。

慢性副鼻腔炎のかた→治療がおわるまでははいらないでください。

理由は、①児童ご本人の症状が悪化します。②副鼻腔にある細菌がプールに移行することにより他の児童に迷惑をかけることがあります。副鼻腔レントゲンで異常陰影が消えるまでしっかりと治療してください。

.耳垢栓塞(みみあか)といわれましたが

幼・小児の耳垢栓塞で注意を要するのは、洗髪や水泳などで耳に水が入った場合耳垢が水分を含んでふやけるので、放置すると外耳炎を起こすことがあることです。また、 外耳道を閉塞させて耳閉感、聴力低下をきたします。このとき無理に耳垢を取ろうとすると鼓膜穿孔をおこすことがあります。

学校検診で耳垢栓塞と診断するのは耳垢がたくさんつまっている場合です。早めに専門医でとってもらってください。

3.外耳炎、中耳炎、滲出性(しんしゅつせい)中耳炎はどうですか?

外耳炎は、耳に水が入るのでプールは良くありません。 中耳炎では、急性期(熱や痛みがあるうち)はだめです。慢性中耳炎で、鼓膜に穴があいている人は耳栓が必要です。滲出性(しんしゅつせい)中耳炎など鼓膜に穴があいていない場合は耳栓をしなくても泳げますが、鼻からプールの水が入ると、鼻の粘膜が痛むので鼻が悪くなり、結果として 滲出性中耳炎に悪影響があります。滲出性中耳炎で鼻がとても悪い子はプール不可です。滲出性中耳炎で、少し鼻が悪い子は、学校のプールは可にしてスイミングスクールはなるべく避けます。滲出性中耳炎でも、鼻がほぼ正常な場合は、制限を与えないこともあります。